滋賀県は米原にあるとある御客様建物にて改装工事を行うことになった為、
停電しないと交換が出来ない老朽化した受電設備(今回は高圧ケーブル)の交換を行いました。
事前準備のために御客様設備を確認していたところ・・・
なんか違和感があります。
よくよく確認すると・・・
・・・端末のゴム(ヒダ部分)が溶けてる!?!?!?
これは撤去した正常な端末と異常な端末の写真です。
一般的に家屋やちょっとしたお店ぐらいなら低圧受電(100-200V)をしますが、
負荷が大きい場合は高圧受電(6600v)で受電し、御客様側で変圧器等を設置しなければなりません。
こちらの御客様も高圧受電で変電設備を有していますが、
この端末部分などより電気が漏れたりしたら即停電する上に、復旧までに長い時間が掛かることになります・・・。
今回は漏れるところまで至ってはいませんでしたが、恐らく時間の問題だろうと考えられます。
低圧と違い、高圧ともなれば部材が高価だったり停電しなければならない等、
疎かになりがちですが定期的な更新工事を推奨します。
(高圧に関しては起こってからでは遅いです。)
・・・にしても、施工側の問題なのか、部材の問題なのか疑問が残ったので、メーカー様に確認して頂いています。
設備の更新等をお考えの方、手遅れになる前に現状診断・把握をして更新工事を行ってください。
電気でお困りの際はお気軽に弊社までお問い合わせ下さい^^